フィリピーナ体験談集

原稿ご提供:KOTKOT

イブに出会ったマガンダ

シャワーを浴びる前に1回浴びてから1回頂きました。(前編)
巷では、ジングルベルが流れ浮かれている。 今日はクリスマスイブ。 仕事柄この時期は忙しく、残業続き。時計は午前2時。 一向に減らない書類の山から、派手な名刺を掘り当てた。 先輩の名刺だ。フィリピンパブにはまり、自らフィリピンパブを始めたばかり。 職場からも近い。 もう、仕事は手につかない。 同僚には、明日片付ける旨を伝え、お目当ての店へ急ぐ。


ドアの前に立つが、思いの他静かである。 パーティー客が帰り一段落したらしい。 席についたタレントは、可も無く不可も無く。お決まりの質問攻めにちょとうんざ り。 カウンターに目をやれば、赤いドレスの美人がいる。 何度か目が合い、微笑返しに期待は膨らむ。 片づけが終わったらしく、テーブルに来る。 名札には「モニカ」とある。


「クリスティーです。よろしく」慣れてないらしく、本名を言ったらしい。 照れる彼女が可愛かった。 結局2時間過ごし、閉店のため退散。 3回目の指名でデートの約束を取り付ける。 彼女の休日は平日でもあり、16時にアパートへ迎えに行く。不慣れな場所なので、 遅れること1時間。寒い中外で待っていてくれた。体が冷たい。


とにかく、飯でもと車を走らすが、道路沿いはホテルの看板で一杯。
「アナタ、ホテルイキタイカ?」
「なぜ?」
「ダッテ、ホテル ノ サイン イッパイ」
「いいですか?」
沈黙の後「OK ラン」
シャワーを浴びる前に1回。浴びてから1回。頂きました。 この頃は、何故か直ぐにホテルへと行くことが出来ました。 思い返せば、小柄で中山エミリ似のマガンダさんでした。

モニカの熱い抱擁を見せつけられ・・(後編)

モニカのいるPPに通うこと一月。 彼女の様子が少しおかしい。 見慣れないお客さんについているらしく、指名するも 暫く待たされる。彼女と同じグループのジョイがその 間のお相手。 「今、モニカのお客さん誰だか知ってるか?」 不意の質問に戸惑いながら「前のお客さんかな」。 答えつつジョイの反応を窺う。 「ちょっとそ〜かな」微妙な返答。


まだまだ、モニカは来ない。酔っ払ってしまうか? 薄めの水割りを煽り、濃い目にする。 「ヤキモチね〜」ジョイが冷やかすが、無視して 飲む。 ジョイにも酒を勧め、二人でかなり飲むと「教えて あげるよ」ジョイが話し出した。 要約するに、モニカが錦糸町にいた頃の常連さんら しく、たびたびこの店にも来ているらしかった。 当時ファーストタイマーの彼女の恋人らしく、帰国 後はP国を何度か訪れているとの事。


ラブトライアングル。 切ない響きを持つ単語が頭をよぎるがここでめげて はいられない。と思いつつも。 結局、モニカが席に来ても話は弾まなかった。 酔いにまかせて、楽しいふりをして、帰路につくが、 見慣れないお客さんもお勘定したらしく、モニカが 見送りに外に出てくる。 熱い抱擁を見せつけられ、アルコールに侵された頭 は、必死に考える。

それでもめげない脳細胞は、頑張ろうの信号を出す。 次回、「強引にホテル」へ続きます。


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